谷川会長辞任承認。。果たして、新会長は

臨時総会のお知らせ

本日、日本将棋連盟は理事会を開催し、谷川浩司会長の辞任が承認されました。また島朗常務理事が辞任を表明、承認されております。

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昨日、辞任を発表した谷川浩司将棋連盟会長ですが
本日開かれました理事会において正式に辞任が承認されました。
合わせて昨日、辞任の意向が伝えられた島朗理事の辞任も承認。
一連の冤罪事件に関与した責任者が粛々とその責任を負います。

本来であれば問題を解決することで責任を果たし
職務を全うして欲しいところですが、今回の事件に関しては
谷川九段、島理事の行動や言動を見る限り、そのような方向に
全体を導けるとは到底思えず、棋士としての実績や功績を鑑みれば
誠に残念ではありますが、辞任は致し方なく自然な流れに感じます。

臨時総会を2月6日(月)に開催し、新たに2名の理事を選任いたします。その後理事会を開催し、理事の互選で新会長を決定いたします。

注目の新会長は、2月6日に開催される臨時総会で
まず欠員となった2名の理事を新たに選任してから
理事の互選によって選ばれるとのこと。。

互選と言うからには
理事の中から新会長が選ばれるということでしょうか?

「互選(ごせん)」というのは解釈が広いので
今回は公正明大に全棋士の投票による選挙で選んでみては。。
とも思いますが、果たして新しい会長になるのは誰か。。

日本将棋連盟役員一覧

大山康晴永世名人、二上達也九段、中原誠永世名人に
米長邦雄永世棋聖、そして谷川浩司永世名人と将棋史に名を残す
錚々たる棋士が代々務めてきた日本将棋連盟会長。

現役の棋士でその系譜を受け継ぎ
谷川会長の後を継ぐにふさわしい棋士と言えるのは
森内俊之九段(永世名人)、佐藤康光九段(永世棋聖)
そして羽生善治三冠(永世名人を含む永世六冠)の3名。。

このうち
すでに将棋連盟の枠を超えた存在である羽生三冠は
タイトル戦中心の対局はもちろんのこと、各種講演や
対談、インタビュー、メディアへの出演、著作などの活動で
会長職におさまる以上の貢献をもたらしているだけでなく
将棋そのもののイメージを大きく上げています。

なので現実的な可能性というのか
皆が納得すると思えるのは、森内九段か佐藤九段。
ともに人格者として知られ、ファンからの信頼も厚く
未曾有の危機だからこそ、ここで一肌脱いで欲しいと
願っている方も多いのではないでしょうか。。

今回の冤罪事件に関していうと
佐藤九段は渡辺明竜王主宰の極秘会合に
島理事の要請の下、羽生三冠とともに参加。

事件に関しての直接のコメントはないものの
渡辺竜王に「名義を貸した」事実は残ります。

一方の森内九段は、我関せず。
お呼びがかからなかったのか、呼ばれたけど断ったのか。
真相は定かではありませんが、極秘会合には名を連ねず
事件発生からここまで、常に中立の立場を保ちます。

棋士以外の会長を望む声も多く聞かれますし
私個人は、日本将棋連盟そのものを信頼出きる大資本に身売りし
経営や運営を全て任せる形の子会社となり、対局やイベントに
棋士は集中するというのもひとつ手だと考えています

いずれにしろ、目先が火の車だからこそ
先見性のある、本当の意味で賢い会長の誕生を切望します。

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