本日、午後3時より行なわれた記者会見の席で
谷川浩司日本将棋連盟会長が、一連の不祥事に対する責任と
ご自身の体調不良を理由に、会長辞任を発表しました。
合わせて、冤罪に突っ走る引き金を引いた
渡辺明竜王主宰の極秘会合に谷川会長とともに出席し
羽生善治三冠、佐藤康光九段にも参加を呼びかけたとされる
島朗理事も辞任の意思を固めたと報じられました。
会長辞任に関して
冤罪被害者である三浦弘行九段は
このような結論になってしまったのは、とても残念です。将棋ファンのためにも、早く将棋界が正常な状態に戻ることを願っています
とのコメントを発表。
果たして、三浦九段が望む将棋界の正常な状態とは。。
また、谷川会長は辞任会見の中で
三浦九段の復帰戦の日時と対戦相手を発表。
注目の復帰戦は2月13日(月)
第30期竜王戦ランキング戦1組の1回戦を
羽生善治三冠と戦います。
対戦相手はいろいろな意味で
羽生三冠以外に考えられませんでしたが
対局日をわざわざ三浦九段の誕生日に設定したのは
この期に及んでの連盟の遊び心か、神様の悪戯か。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで38戦して羽生三冠が30勝8敗と
大きくリード。
年明けからのA級戦復帰が叶わなかった
三浦九段にとっては実戦の勘の戻りが心配されますが
羽生三冠も今期は不振が続き、本来の調子とは程遠く
純粋な対局としても実に興味深い両者の顔合わせ。。
まずは、三浦九段がメンタルも含めて良い状態で
対局場に姿を現してくれることを、心より願います。