外堀は埋まり、矢面に。。

理事、3名を解任

前代未聞の大不祥事となった
三浦弘行九段に対する冤罪事件に揺れる日本将棋連盟は
谷川浩司将棋連盟会長、島朗理事の引責辞任だけに収まらず
棋士からの動議により5名の理事の信任投票が昨日行なわれ
青野照市専務理事、中川大輔常務理事、片上大輔常務理事の
3名の解任が可決されました。

衝撃と当然の声が飛び交う中、一夜が明けた本日
5名の理事解任を請求した28名の棋士のひとりでもある
田丸昇九段がブログを更新。臨時総会の模様をとても詳しく
そして生々しく報告してくださいました。

青野九段、中川八段、片上六段らの3人の理事が解任された2月27日の臨時総会

まず最初に、5人の理事解任を請求した28人の棋士の中で、発起人を務めた3人の1人である西尾明六段が趣旨説明しました。その要件は2月7日のこのブログで紹介したように、「常務会は、①連盟の正会員である棋士の立場を守らず、棋戦運営に支障をきたした②連盟の信用を大きく損ね、将棋ファンを失望させた③連盟に多大な金銭的損失を与えた④棋士に対して説明責任を果たさず、誤った説明をした」という内容です。そして「棋士は将棋の普及と発展に寄与する公益法人の会員で、公益の目的に著しく反した責任の所在を明らかにしたい」と結びました。じつに理路整然とした説明ぶりでした。

総会には234名の正会員(=現役棋士、引退棋士、女流棋士)のうち
216名(64名は委任状)が出席。決議となる過半数109票を巡っては
かなりの接戦、相当に際どい投票結果だったとのことです。。

開票が終わって東西の賛成票を集計した結果、青野九段、中川八段、片上六段の解任、東八段、佐藤七段の留任が決定しました。過半数の109票との票差は、大半の理事が2票~8票と僅差でした。理事解任を巡って、棋士たちの見方はほぼ等しく分かれました。

また、総会終了後の報告会では
冤罪事件の首謀者とされる渡辺明竜王を名指しで
批判する声が棋士から上がったとのこと。。

臨時総会が終了すると、佐藤会長、留任した東八段、佐藤七段らは「報告会」を開きました。その席上でA棋士は「虚偽の告発をした棋士に、ペナルティと損害金の補償を求める」と発言し、出席している渡辺明竜王を名指しで批判しました。それを受けて渡辺竜王は「常務会と話し合いを続けているところです。何らかの形で補償に協力したい」と語りました。「三浦九段は不正をしたと、今でも思っているのか」というB棋士の厳しい質問には、渡辺竜王は何も答えませんでした。

それを受けてか
渡辺竜王も本日ブログを更新。。

昨日の総会は個人的にも厳しい一日でしたが、理事会と話をしている最中でもあり、自分の言葉で話せずに申し訳ないです。
週末の棋王戦第3局から対局も続くので、ひとまずはそっちに気を向けたいと思います。

相変わらず、淡々とした短いエントリーですが
三浦九段をいまだに疑っているかどうかは定かではありませんが
少なくとも納得はしていない、また自身の犯した罪や過ちに対しても
その責任の重さを深刻にはとらえていないように感じます。

しかし、外堀は確実に埋められていき
同業者の棋士からも直接批判の声が上がり始めた中で
矢面に立つ渡辺竜王は時を重ねれば重ねるほど立場を失い
本当に将棋界から居場所がなくなってしまいそう。。

いくら突っ張っても
ここまで来ると打てる手はもう限られるであろう
渡辺竜王は、身内だけでなく時間にも責め立てられます。。

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