沈黙も最終盤へ。

第42期棋王戦/第5局「渡辺棋王、完勝で5連覇達成」

【 投了図・103手目▲6八金 】

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本日、東京・将棋会館にて行われました
第42期棋王戦5番勝負の決着戦/第5局は
上図103手までで、先手・渡辺棋王が勝利。

棋譜中継はこちら

第3局終了時点で1勝2敗とリードを許し
カド番に立たされた渡辺棋王が土俵際で底力をみせ
第4局、第5局をともに完勝でものにし番勝負を逆転。
3勝2敗の成績で見事、防衛を果たしました。

また、渡辺棋王は棋王戦5連覇達成となり
永世竜王に続く2つ目の永世称号となります
「永世棋王」の称号を獲得しました。

今期大躍進を遂げた22歳の新鋭・千田六段も
持ち味である序盤から趣向を凝らした将棋で健闘し
渡辺棋王を追い詰めましたが、しかし最後で力及ばず
初のタイトル挑戦はほろ苦い結果となりました。

内容的にも引き締まった面白いシリーズでしたが
しかし、冤罪事件の影響は大きく盛り上がりは今一つ。。

将棋の内容以前に、冤罪事件を引き起こした張本人・渡辺棋王と
渡辺棋王が主催した極秘会合に、若手棋士の立場で唯一参加した
千田六段が、謝罪も処分も何一つないまま戦うタイトル戦など
見る気がしないとの声も多く聞かれました。。

冤罪事件発生から5ヶ月以上が経過し、その間
紆余曲折を経ながら信じられないような事実が次々と明らかとなり
第三者委員会の「不正の証拠無し」の調査結果が出た今となっては
渡辺棋王の責任の重大さは誰が見たって分かります。

しかし、その事を聡明な渡辺棋王が理解していないはずはなく
個人的には、渡辺棋王ははっきりとした形で責任を取り(負い)
これからけじめをつけると信じています。

冤罪事件は世間をも巻き込む致命的なイメージダウンと
今後、消えることの無い深くて大きな傷を将棋界に残しましたが
一つのけじめはつけられるはずだし、つけるべきだと思います。

「羽生世代」の後を継ぐ次世代の覇者だった
渡辺棋王が本当の意味で試されるのは、ここからであり
その言葉にこそ、将棋界の未来がかかっているとも思います。

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