変節無くとも、変化有り

紛糾の最中。。第2期叡王戦/2回戦「羽生三冠、快勝でベスト4進出」

【 投了図・113手目▲3六金 】

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三浦弘行九段の不正疑惑問題に関する説明会が
東京と大阪に“その他”の棋士を集めて行われた
昨日の将棋界。

疑惑が持たれている対局の対局者であり
告発の発端となった渡辺明竜王と久保利明九段は
くしくもこの日、関西将棋会館で直接対決ということで
説明会を欠席となったのは、とても偶然とは思えませんが
極秘会合の参加者である羽生善治三冠は説明会に参加。。

羽生三冠「公正な調査を」 三浦九段の将棋ソフト疑惑

日本将棋連盟(会長・谷川浩司九段)はこの日開いた所属棋士への説明会で、顧問弁護士らの調査委員会が三浦九段のパソコンなどを調べることを報告。羽生三冠は今後、調査の成り行きを見守るとし、「ファンの皆さんを失望させないように、棋士一同頑張らないといけない」と話した。

羽生三冠はこの説明会の後
午後7時より、第2期叡王戦・本戦/2回戦に臨み
今、最も勢いのある20代のA級棋士・稲葉陽八段を相手に
自身も難しい立場に立たされる問題の影響を微塵も感じさせない
見事な快勝で、公式戦8連勝を飾りました。

羽生三冠の今期成績一覧

対局後には上記引用でのコメントとともに

(不正の有無について)きちんと専門家の方に入っていただいて、公正な調査をするのが良い

との見解を示しました。

この説明会では
渡辺明竜王が不正疑惑を告発しただけなく

疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトルを剥奪(はくだつ)されても構わない

という
極めて強固で厳しい態度にあることが明かされました。
この文脈から、先に文春の記事に書かれた不正疑惑の公聴会に
三浦九段が渡辺竜王の同席を求めたのも納得だと思いましたが。。

しかし、昨夜
三浦九段が2度目の反論文を各報道機関を通じて公開。
同席を求めた事実を否定しました。

三浦九段の2回目の反論文書全文

まず、平成28年10月10日、連盟理事からソフト使用疑惑があるという理由により、翌日に理事などが集まるので将棋会館に来るよう伝えられました。私は、「渡辺さん(明・竜王)はこれから戦う相手なので呼ばないでください」と伝えました。数日後に竜王戦が控えていたため、私が疑われ、身の潔白を証明する場に渡辺さんが同席していると、対局に差し障りがあると考えたからです。しかし、私の要望に反して翌日の会議の場に渡辺さんは出席していました。

三浦九段の言い分では
渡辺竜王を呼んだどころか、出席を拒否したにも関わらず
その要望は通らず、渡辺竜王が理事でもないのに参加したと。。

また、同じく文春の記事の中で明らかとなった
三枚堂達也四段に遠隔操作ソフトの使い方を聞いた件についても

平成28年8月頃、三枚堂さん(達也・四段)と将棋の研究を行っていた際に、三枚堂さんがスマートフォンを用いて自宅のパソコンを操作しているのを目にしました。私は、そんなことができるのかと驚き「どうやっているの」と聞きました。彼は、私がパソコンに疎いことを知っていたため、詳しい説明はしませんでした。もちろん、私のスマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはありません。

聞いた事実は認めたものの、あくまで会話の流れでのことで
積極的にやり方を聞いたわけでなく、使用は完全否定しました。

もともと将棋連盟側に証拠はなく
「トップ棋士はみんな疑ってるけど、疑わしきは罰しないから
出場停止が明ける年明けには将棋でカタをつけよう」というスタンス。

しかし、上から目線でそんなこと言われても
証拠も無いのに「カンニング棋士」の汚名を着せられたあげくに
新聞の一面を飾り、ワイドショーのおもちゃにされた三浦九段が
納得できる訳が無く事態は完全な泥仕合となり、その流れは当然
日に日にエスカレートしていきます。。

ただ、個人的な心証としては
最初は疑心暗鬼だった三浦九段の反撃が少しずつ響いてきました。。
渡辺竜王の気性の激しさに押されて事を仕損じた、いやそれどころか
取り返しのつかない滅茶苦茶な状態へと事件を導いた印象が日々強まる
将棋連盟への不信と入れ替わるように。。

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