この対局時の最強フリーソフトの解析。スマホから遠隔操作でPC動かせるのでPCソフト解析で問題ない。
問題は一致率ではなく悪手疑問手が0%で評価値がきれいに右肩上がりになる点。変な話、千田先生のソフト戦術炸裂の時の棋譜でもここまで『このソフトが思う好手を指し続ける』のは珍しい。 pic.twitter.com/RH4EKRIDtP— とーちか (@touchica) 2016年10月12日
TBS「Nスタ」で、本日行われた日本将棋連盟の記者会見の内容の一部が報道。 三浦弘行九段について「対局中の離席の回数が多かった」「1回あたりの時間が長かった(通常5分程度のところ10分、20分といった単位だった)」「5人前後の、過去に対局した棋士から調査依頼があった」と。 — 将棋ワンストップ (@shogi1com) 2016年10月13日
後を引く三浦九段の不正疑惑、出場停止問題。
処分発表から丸一日が経過する中で様々な意見や議論を目にし
また多くの貴重な情報をいただきました。
個人的には
三浦九段の潔白を信じたい方の意見に説得力や同意を感じたものはなく
逆に、疑惑を裏付ける情報はほぼ全てが具体的かつ生々しいものであり
また疑惑の棋譜の検証データも分かりやすく納得が行くものばかり。。
確かに、竜王戦決勝トーナメント/準決勝の久保利明九段戦
A級順位戦/4回戦での渡辺明竜王戦は、まるで漫画やドラマの主人公が
才能の違いをみせつけるかのようなマジカルで圧倒的な三浦九段の完勝譜。
現代将棋界が誇る振り飛車、居飛車の最高の天才である
久保九段、渡辺竜王を相手に努力の鬼・三浦九段が立て続けに
天才的な閃きで連勝を飾る可能性も当然あるにはあるのでしょうが
ただ、対戦した両者が感じた違和感は相当のものであったはず。
そして竜王戦挑戦者決定三番勝負の第2局、第3局もまた
久保九段戦、渡辺竜王戦に勝るとも劣らない高い完成度と才気に満ちた
三浦九段の完勝劇、今期を代表するベストバウトに。。
三浦九段が不正行為を「濡れ衣」と主張するならば
これほどの戦果を持って堂々と竜王戦に舞台に姿を現して欲しかった。
衆人環視の目などものともせず、堂々と戦って欲しかった。
また、連盟の発表や処分にも不満を感じます。
甘く、曖昧な処分でうやむやにせず、黒と確信があるなら
永久追放にするべきだし、三浦九段が名誉毀損で訴えるならば
証拠を出し合い、とことん司法の場で争って欲しい。
公式発表でなく
新聞をはじめとするメディアの取材で「事実」が少しずつ世に出回り
テレビのニュース番組でも取り上げられた上に、将棋に詳しくもない
コメンテーターの適当な意見でトンチンカンな尾ひれがつけられる。。
事実上、三浦九段を晒し者にし悪者に仕立て上げ
棋士どころか社会人としての人生すらも詰ませようとする
あまりにひどい社会的制裁を一方的に加え続ける将棋連盟の未来は
乏しく、貧しいものに映ります。。残念ですが