ざわめきと必然。。羽生三冠、25年ぶりの陥落

第65期王将戦 – 毎日新聞
第66期挑決リーグ戦対戦表

【 投了図・115手目▲4七銀 】

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本日、行なわれました
第66期王将戦挑戦者決定リーグ戦の最終戦
7回戦・一斉対局のうち、裏大一番として注目を集めた
「羽生善治三冠-豊島将之七段」は、上図115手までで
先手・豊島七段が勝利。。

【 下図は31手目▲3五歩 】

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戦型は「角換わり」の出だしから
羽生三冠が角交換を拒み、居飛車の力戦となった本局。
開戦直後から、豊島七段がリードを奪う展開となりました。。

【 投了図・115手目▲4七銀 】

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終盤、羽生三冠が強く反撃に出るも
強引な突破は功を奏さず、しっかりと見切った豊島七段が
丁寧に羽生玉を寄せに入ると、玉を上部に追われた羽生三冠は
上図の局面をみて、無念の投了を告げました。。

この結果、羽生三冠はリーグ戦2勝4敗の成績で全日程終了。
24期に渡り守り続けた王将リーグからの陥落が決定しました。。

決勝リーグから陥落となっても
来期は二次予選から出直しとなるだけの話なのですが、しかし。。
将棋の代名詞・羽生三冠であるだけに大きな衝撃として胸に響きます。

今期は完敗に終わった名人戦に始まり
これまでのようには勝ち星を安定して稼ぐことが出来ず
王将リーグも20歳の新鋭の近藤誠也四段に完敗を喫するなど
精彩を欠いたまま、4連敗フィニッシュとなった羽生三冠。

内容的にも陥落は仕方なかった気しますが
決してオーバーな話ではなく、羽生三冠の不調はそのまま
将棋界の存亡に関わるだけに、A級順位戦を中心とした
今期残りの対局がこれまで以上に、注目されます。。

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