【 投了図・139手目▲2四桂 】
本日、決着をみました
大注目の第31期竜王戦7番勝負/第5局は
上図139手までで、先手・羽生竜王が勝利!
「矢倉」模様の出だしから
羽生竜王が積極果敢に仕掛け、相居飛車の力戦となり
中盤以降は形勢判断どころか一手の意味も判断が難しい
高度で難解な攻防戦が繰り広げられましたが、最後には
羽生竜王の見事な大局観が盤上に美しく投影されて行き
将棋界隈が大いに沸き立つ、圧巻の勝利を飾りました。。
居飛車党転向後も振り飛車の感覚を残す
広瀬八段にとって、受けに回って捌いて勝負という展開は
臨むところかと思われましたが、意表の封じ手も功を奏さず
結果的には羽生竜王の世界に飲み込まれた格好に。。
カド番に立たされもう後がなくなりましたが
優駿は気持ちを切らさず、先手で迎える第6局に全てを懸けます。
一方、値千金の勝利で番勝負を3勝2敗とリードした
羽生竜王は通算獲得タイトル100期の大台到達のかかる
防衛に王手をかけ、本能が大一番/第6局を捉えます。。