本日行われました
注目の第63期王座戦5番勝負/第2局は
115手までで、先手・佐藤八段が勝利。
事実上の完封勝利で番勝負初白星を飾り
対戦成績を1勝1敗の五分としました。。
佐藤八段は攻め将棋的な紹介をされることが多いですが
個人的には本局みたいに相手の構想をキッチリと受けてから
弾力を利かせて反発するよな展開が一番力を発揮しやすく
強さを感じさせるような気がします。
ともに先手が勝っての1勝1敗となり
あらためての3番勝負、面白くなりました。。
「FAでドラゴンズに来たときにまずは1年と思っていたが
1年で結果を出して今年スタートしたんですけど、けがとかで、2軍に行くときが
あった場合、そこが引き際と頭にあったので、それが7月末のプレーであったので
そこで、心の中では区切りとして、決断はしていましたけれど」
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本日はソフトバンクのパ・リーグ優勝という大きな出来事がありましたが
個人的には、ドラゴンズの小笠原道大選手の引退会見が心に響きました。。
代名詞のフルスイングはドラゴンズに来てからも健在で
打つときは快音を轟かせ、三振する時はボールの30cmぐらい上空で
バットが空を切る音がスタンドまで聞こえて来そうなほど豪快でした。
ひたむきで勝負強いプレースタイルからは
現役に人一倍拘りそうなタイプとの印象を受け、事実まだまだ
代打の切り札として十分、やっていけそうに思いますが、だからこそ
引退会見の清々しい表情と語り口には意表をつかれました。
ファンに惜しまれつつも
「全て全力でやり切った」という達成感に満ちた会見の受け答えは
超一流選手の矜持に溢れた、実に晴れやかで見事なものでした。
小笠原選手、お疲れ様でした。
ぜひ、指導者としてドラゴンズに残って欲しいです。