一握の世界

明日はいよいよ王座戦/第2局
開幕戦を落とした佐藤八段が先手ということで
どのような作戦が用意されているのか実に楽しみであります。。

佐藤八段と言えば
すでに奨励会時代から音に高かったエリート棋士であり
2005年に行われました瀬川晶司五段のプロ編入試験6番勝負の
第1局目の試験官をつとめたことでも知られます。

この時の佐藤八段は奨励会三段の17歳。
結果は佐藤八段が「横歩取り」の先手で勝利をおさめました。
そしてこの一戦の一年後には、晴れて「四段、プロデビュー」を
決めています。。

一方、瀬川五段もその後の番勝負で見事規定の3勝をあげ
61年ぶりとなるアマチュア棋士からプロ棋士への編入に成功。
のちに今泉四段が続くプロ棋士への新たな道を開きました。

瀬川五段、今泉四段のようにダイレクトで
プロ編入試験受験の権利を獲得するのは極めて敷居が高いですが
アマ6大棋戦に優勝し、四段以上のプロ棋士の推薦があれば何度でも
受けられる三段リーグ編入試験には腕自慢の猛者が続々と挑戦しています。。

しかし。。

今年に入ってからだけでも
若手アマ強豪の中川慧梧さん
元奨励会三段の天野貴元さん城間春樹さん
名の知れた有名棋士が試験突破ならず。。

あらためて
プロ養成機関・奨励会のレベルの高さを示す結果が残ります。

プロ棋士になりたいという夢と
越えられそうで越えられない、手が届きそうで届かない壁の存在。

一握りの、選ばれし者だけが通ることの許される道を悠々と歩く
佐藤八段が羽生王座に挑戦するタイトル戦の意味は、実に重く貴い。

スポンサーリンク
konline
konline
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>