棋王戦・本戦/決勝に三浦九段。。竜王戦/第3局「羽生棋聖の封じ手は。。」

竜王戦/第3局・一日目「いきなりの決戦ムード。。封じ手は羽生棋聖」

【 一日目終了図・48手目△5七銀 】

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本日、群馬県で行なわれました
大注目の第30期竜王戦7番勝負/第3局・一日目は
上図48手目の局面で、羽生棋聖が次の手を封じて
明日の二日目へ指し掛けとなりました。

棋譜中継はこちら

【 下図は35手目▲3四歩 】

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前人未到、空前絶後の大記録「永世七冠」達成へ
開幕2連勝と最高のスタートを切った羽生棋聖は
勝てばタイトル奪取に王手のかかる先手番の本局で
意表の「中飛車」を投入し、戦型は対抗形に。。

渡辺竜王が振り飛車の天敵「穴熊」を指向すると
羽生棋聖は果敢な仕掛けから自らも「穴熊」に玉を囲い
今シリーズの流れそのままに、積極的に踏み込みます。。

【 一日目終了図・48手目△5七銀 】

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大胆に攻勢を強める先手に対して
渡辺竜王も敵陣に銀を打ち込み反撃に転じた局面で迎える
明日は決着の二日目。さて、羽生棋聖の封じ手は何か?

本命は▲4三歩。
以下、△4六銀成~▲4ニ歩成~△同金~▲4六金と駒を捌いて
△7七角成と後手からの角交換が進行の一例。。

しかし、これでは手番の握れる後手ペースの感も。。
とはいえ、後手の角頭に飛車を合わせる▲2六飛だと
△6七飛成から後手の攻め手が続きそう。。

ということで、現局面は後手の方が押しており
どこかで羽生棋聖の切り返しが求められる展開となりそうです。。

第42期棋王戦中継サイト
第43期挑戦者決定トーナメント表

【 投了図・112手目△4六角 】

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さて、本日行なわれたもう一つの注目カード
第43期棋王戦挑戦者決定トーナメント/準決勝
「三浦弘行九段-黒沢怜生五段」は、上図112手までで
後手・三浦九段が勝利。

今期絶好調の三浦九段は、序盤から模様をリード
若き精鋭・黒沢五段に貫禄を示す、見事な完勝を飾り
本戦/決勝進出を決めました。

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