封じ手はこの一手。。主導権は後手にあり?!

王将戦/第2局・一日目「広瀬八段景気よく、封じ手は渡辺王将」

【 一日目終了図・65手目▲5五歩 】

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本日、大阪にて行なわれました
注目の第69期王将戦7番勝負/第2局・一日目は
上図65手目の局面で、渡辺王将が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けとなりました。。

棋譜中継はこちら

戦型は「角換わり相腰掛銀」の最新形。
先に角を盤上へ再投入し、トントン拍子で歩を突き捨てながら
自らを鼓舞するように、開戦へ向け勢いを加速させる先手に対し
渡辺王将が20分の考慮で封じた、果たして「封じ手」は何か。。

と言っても、今回ばかりは△6三銀がこの一手。。
事実上他の選択肢はなく、広瀬八段の次の手が焦点に。。

一目、▲2五桂や▲2五歩の味が良さそうですが
渡辺王将からすると想定の範囲内で、どこまで響くか不透明。。

響きは薄いと、広瀬八段が判断すれば
▲6五銀~△同歩~▲5四歩と攻め込む手順もありそうですが
こちらはこちらであまりにも素直で、むしろ渡辺王将お得意の
強烈なカウンターが飛んできそうなルートに入りそう。。

ということで、まだ本格開戦前ながらも
水面下での主導権は後手が握っていそうな現局面。。

明日は決着の二日目
開始直後から目が離せません。。

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