【 一日目終了図・52手目△3三角 】
本日、新潟県は佐渡島にて行なわれました
注目の大一番、第69期王将戦7番勝負/第7局・一日目は
上図52手目の局面で、渡辺王将が次の手を封じて終了。
明日の二日目へと指し掛けになりました。。
決断の角切りで強く踏み込んだ渡辺王将に対して
先に攻められる展開は決して嫌いではない広瀬八段が
争点の銀のライン上に角を投入した局面で封じられた
果たして、渡辺王将の「封じ手」は何か。。
先手が攻めてはいるものの
まだ主導権を握るまでに至っているようには思えず
堅い玉形を好むバランス重視型の渡辺王将としては
先々を見通して、じっくりと読みを入れたいところ。。
攻めるなら▲3五歩が一番自然にみえますが
守るなら玉の横腹を先に引き締める▲5九銀左あたりか。。
棋風的には自陣に一手かけそうな気もしますが
ただ、その間に広瀬八段も自陣に手を入れて慌しい展開から
一息つけそうで、それでは面白くないと渡辺王将がみるなら
ここまでの流れに沿った▲3五歩が本命の一手になりそう。。
いよいよ明日は決着の二日目。。
年度内最後のタイトル戦がクライマックスを迎えます。。