決着の二日目。。攻めるのか、守るのか

王将戦/第7局・一日目「決断の踏み込み、渡辺王将が封じ手」

【 一日目終了図・52手目△3三角 】

2020y03m25d_221722257

本日、新潟県は佐渡島にて行なわれました
注目の大一番、第69期王将戦7番勝負/第7局・一日目は
上図52手目の局面で、渡辺王将が次の手を封じて終了。
明日の二日目へと指し掛けになりました。。

王将戦/第7局の棋譜はこちら

決断の角切りで強く踏み込んだ渡辺王将に対して
先に攻められる展開は決して嫌いではない広瀬八段が
争点の銀のライン上に角を投入した局面で封じられた
果たして、渡辺王将の「封じ手」は何か。。

先手が攻めてはいるものの
まだ主導権を握るまでに至っているようには思えず
堅い玉形を好むバランス重視型の渡辺王将としては
先々を見通して、じっくりと読みを入れたいところ。。

攻めるなら▲3五歩が一番自然にみえますが
守るなら玉の横腹を先に引き締める▲5九銀左あたりか。。

棋風的には自陣に一手かけそうな気もしますが
ただ、その間に広瀬八段も自陣に手を入れて慌しい展開から
一息つけそうで、それでは面白くないと渡辺王将がみるなら
ここまでの流れに沿った▲3五歩が本命の一手になりそう。。

いよいよ明日は決着の二日目。。
年度内最後のタイトル戦がクライマックスを迎えます。。

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