将棋の里見香奈女流四冠(26)が11月15日、王座戦一次予選3回戦で長沼洋七段(53)に94手で勝利した。今期から「女流枠」で男性棋戦に復帰した里見女流四冠は、これで男性棋士相手に今期6勝目。通算11局で6勝5敗と、勝率.545と5割超えも果たした。
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現在、谷口由紀女流二段の挑戦を受ける第26期倉敷藤花戦と
清水市代女流六段の挑戦を受ける第8期女流王座戦を平行して戦う
女流将棋の第一人者・里見香奈女流四冠が本日、男性棋戦に登場。
第67期王座戦の一次予選/3回戦を長沼洋七段と戦い
94手までで、見事勝利を飾りました。
倉敷藤花戦と女流王座戦でともに白星を飾るなど
公式戦7連勝中と絶好調の里見女流四冠は男性棋士相手にも
その実力を遺憾なく発揮、今期の対戦成績を6勝5敗として
ついに白星先行となりました。
この勢いで王座戦の一次予選突破、そして
その先にぜひ、本戦出場を快挙を成し遂げて欲しいところ。
妹の里見咲紀女流初段のアシストもあって、最近では
女性らしい華やかさと美しさに磨きのかかる里見女流四冠ですが
本業の将棋でも際立つ存在感を放ち、女流将棋界を牽引します。。