狙いの対局。。羽生棋聖の切り返しは

竜王戦/第2局・一日目「羽生棋聖、仕掛ける。。封じ手は渡辺竜王」

【 一日目終了図・48手目△6六歩 】

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本日、岩手県にて行なわれました
大注目の第30期竜王戦7番勝負/第2局・一日目は
上図48手目の局面で、先手・渡辺竜王が次の手を封じて
二日目の明日へ指し掛けとなりました。

棋譜中継はこちら

【 下図は10手目△4四歩 】

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戦型は「角換わり」の出だしから
上図の局面で羽生棋聖が角道を止め、角交換を拒否。
この形自体は現在の流行形であり、予想の範囲内でしたが
本局では一手前の9手目▲8八銀がポイントだったでしょうか。。

最近は角交換拒否を前提として
先手は▲6八銀と上がって「雁木」を目指すのが主流ですが
渡辺竜王は敢えて従来型の▲8八銀とし「角交換」を露骨に注文します。

この手に羽生棋聖は手を止め、15分の考慮を重ねた末
初志貫徹と言わんばかりに先手の注文を撥ね退け、角交換を拒否。。
しかし、その後の進行をみる限りはこの形こそが渡辺竜王の狙いで
手堅く「矢倉囲い」に玉をおさめてから、後手からの仕掛けを誘う
一日目はいかにも渡辺竜王好みの展開となりました。

少なくともこの模様に不満があるとは思えない
渡辺竜王の「封じ手」は何か。。

本命は最も自然な▲6六同金。
代えて▲8ニ角成など、この瞬間に後手陣に手を加えるのは
渡辺竜王の棋風にそぐわず、しばらくは相手の手に乗りながら
豪腕一閃、狙い澄ましたカウンターこそが渡辺竜王の勝ちパターン。。

現局面の形勢は先手良しとみますが
果たして、百戦錬磨の羽生棋聖の嗅覚が危険を察知し
先手が反発した瞬間にどのような切り返しをみせてくれるのか。。

明日は決着の二日目。
開始直後から目が離せません。

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