セルリアンな掛け合い

竜王戦/第1局・一日目「指をしならせ、羽生棋聖が封じ手」

【 一日目終了図・40手目△3四歩 】

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本日、東京にて開幕を迎えました
将棋界の「冬の本場所」第30期竜王戦7番勝負。

7年ぶりに「渡辺竜王―羽生棋聖」の頂上決戦が実現し
羽生棋聖には空前絶後の大記録「永世七冠」達成が懸かった
大勝負となり、戦前から大きな注目の集まる番勝負の第1局は
振り駒の結果、羽生棋聖の先手で一日目は上図40目まで進行。

棋譜中継はこちら

戦型は「相掛かり」。
最近の傾向である後手からまず飛車先の歩交換を成立させると
羽生棋聖は玉を立て「中住まい」に構えてから飛車先2筋で歩を交換。
さらにその流れに乗で2筋に浮いた飛車でお隣り3筋の歩をかすめとり
部分的に「横歩取り」調の模様を描き出します。

渡辺竜王も3筋に回った先手の飛車先を角で受ける
「横歩取り」後手番の定番の応手から、一段下がった羽生飛車の頭上を
13分の考慮の後、歩でガツンと叩いた局面で羽生棋聖が次の手を封じて
一日目は終了、明日の二日目へ指し掛けとなりました。

序盤から積極手に動いた
羽生棋聖の仕掛けもまだ局地的な味付けで形勢は互角。。
果たして、羽生棋聖の「封じ手」は何か。。

一番華々しいのは▲3三角成。
しかし、後手も△同桂で馬を払って角が捌けるなら文句無し。。
ということで響きは薄く、せっかちに動くことはなさそう。。

一段引いた飛車の頭上を後手が叩いたからには
堂々と▲同飛と応じて、その見返りに一歩を手にするのが
最も自然で格好いい手ですが、すると返す刀で後手の狙いである
△2三銀が飛んでくるので、この手に対する羽生棋聖の見解が
「封じ手」の大きな鍵となります。。

ひょっとすると
▲同飛~△2三銀に▲3三飛成の強襲がみられるかも。。
堅い玉形を好む渡辺竜王はまだ居玉で駒も組み上がっておらず
決着の明日二日目はまず、当面の争点である羽生飛車の動向が
今後の展開を決めそうです。。

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