【 投了図・90手目△1七桂 】
本日、東京・将棋会館にて行われました注目の大一番
第65期王座戦挑戦者決定戦「中村太地六段-青島未来五段」は
上図90手までで、後手・中村六段が勝利。
名門・麻布高校のご出身で、チェスの腕前も日本トップクラス。
同じく日本を代表するチェスプレイヤーでもある羽生善治王座との
本業である将棋での番勝負実現が期待された青嶋五段でしたが
残念ながら後一歩及ばず、今回は無念の涙を飲みました。。
青嶋五段の「振り飛車穴熊」を「居飛車穴熊」で迎え撃ち
貫禄の勝利を飾った中村六段も名門・早稲田実業を主席で卒業。
早稲田大学政経学部進学後も優秀な成績をおさめた、文字通り
文武両道を地で行く超エリート棋士。。
しかも身長180cmと細身の長身。
目力の強いイケメンながらもざっくばらんな性格で人気を博し
メディアにも引っ張りだこ、今後の将棋界をあらゆる方面から担う
貴公子が29歳となり円熟味をました今、3度目のタイトル挑戦へ。。
過去2回の挑戦はいずれも
羽生三冠の厚い壁に阻まれタイトル奪取はなりませんでしたが
世代交代の高波を背に受け、強かに三度目の正直を狙います。。