「太陽はあなたの敵」、「とても自然な不規則さ」などなど
刺激的なフレーズが印象深い、ダグラス・クープランドの名著
「ジェネレーションX」を読んだのは、1995年秋の話。。
同級生と知恵を出し合い、協力して仕事を完成させた後
別の同級生の働くお店で買い物をし、また別の同級生が経営する
レストランで複数の同級生とランチを楽しみ、語り合う。
これが「X世代」と呼ばれる僕たちが過ごす、最新の未来。
7月の熱狂は静かに日常へと溶け込み
そこに驚きや戸惑いはなく、とても自然な調和をともない
本来あるべき姿を自覚させます。
しかし、正確にいうと
過去が過去からみた未来である現在と繋がったという話で
現在から文字通りの未来、つまりはこれから紡ぎ出す物語が
果たして、どうなっていくのかは分かりません。
子どもの頃に出会って、また大人になってから出会った
男と男、女と女、そして男と女という関係は誰もが初めてで
単純と言えば単純、複雑と言えば複雑。。
良いにつけ悪いにつけ、童心に返る瞬間も多く
拗れると意地を張り合い、遠慮なくエスカレートしていくんだと
身をもって実感する出来事も正直、ありました。
仲が良ければ良いほど、感情的にもなりやすく
せっかくつないだ手を、振り払ってでもまた独りに戻る
それもまた自分らしいのかな、と思ったりもしましたが。。
驚くことに、今回ばかりはそうはならなかった。
自分を見失いそうだったあの時、気にかけて下さった
今泉先生から頂いたメッセージで、僕はハッと我に返り
もう一度、自分を見つめ直すことが出来ました。
このままにしておけるなら、この瞬間が永遠に続いて欲しい。
心からそう願う物語には続きがあって、僕はこれから元を取る。