明日より、第75期名人戦7番勝負/第2局開幕。。

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初防衛を目指す佐藤天彦名人に
稲葉陽八段が挑戦する、第75期名人戦7番勝負。

4月6日(木)-7日(金)に行なわれた
開幕戦を稲葉八段が制して迎える、注目の第2局が
明日より、青森県は弘前市「藤田記念庭園」にて
開幕の時を迎えます。。

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名人戦/第1局の後、両者は公式戦を1局ずつ消化。
くしくも、第2局開幕の一週間前となる13日(木)に
ともに後手番で、佐藤名人は丸山忠久九段に「角換わり」
稲葉八段は橋本祟載八段に「対抗形」で勝利をおさめました。

とりわけ、名人戦/開幕戦をまさかのうっかりで落とした
佐藤名人にとっては仕切り直しとなる今期の初白星となり
まずはホッと一息、巻き返しへ気勢が上がります。

思わぬ大差。。名人戦/第1局「稲葉八段、会心の白星発進」
第75期名人戦7番勝負/第1局「終局直後」

【 名人戦/第1局投了図・72手目△5五桂 】

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その開幕戦は
上図72手までで、後手・稲葉八段が勝利。
双方、持ち時間を1時間以上も残した午後5時5分に
早々と終局を迎える、意外な大差となりました。

【 下図は48手目△8五桂 】

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戦型は両者得意の「横歩取り」。
現代将棋界を代表するエキスパート同士の対戦は
最先端のその先を行く攻防が期待されましたが、しかし
直前に▲2五飛と指した佐藤名人が、次の上図△8五桂を
見落とし、まさかの一手バッタリに。。

序盤は相手の主張に丁寧に耳を貸す受け将棋が持ち味で
攻守のバランスが抜群によい、佐藤名人らしかぬ敗戦を前に
衝撃とともに、名人を心配する声も多く聞かれました。

名人不調説の根拠とされたのは
4月1日(土)に行なわれた第2期電王戦二番勝負/第1局。
「まず名人に勝ち目はないだろう」との声が大勢を占める中で
最強ソフト・PONANZAの前に、何もさせてもらえず喫したド完敗
佐藤名人の心理に少なからず影響を与えたのは想像に難くないところ。

佐藤名人は言い訳はしないでしょうが
名人としての責任の重さはさることながら、定跡に囚われず
人間では読みきれない桁違いの指し手を短時間でつぶさに分析する
将棋ソフトへの違和感と驚きは、当然ながら感触として残っていたはず。

だからこそ、電王戦から三週間が経過し
名人戦開幕戦を戦い、さらに公式戦を消化して迎える第2局が
佐藤名人にとって、ここがスタートの場と言えるのかも。

同世代で棋風も良く似た稲葉八段とともに
新時代到来を感じさせるハイレベルで熱い戦いが期待されます。

気になる両者の対戦成績は
ここまで5戦して、佐藤名人が4勝1敗とリード。
開幕戦で対佐藤名人戦初白星を飾った稲葉八段としては
第2局も連勝で制し、シリーズの主導権奪取を狙います。。

第2局の先手は稲葉八段。
戦型は「横歩取り」が本命で、対抗が「角換わり」。

対局開始時刻は午前9時。
佐藤名人が意地をみせ、番勝負を振り出しに戻すのか
稲葉八段が勢い乗り、開幕連勝を飾るのか。。

見どころ満載の
名人戦/第2局をぜひ、お見逃しなく!

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