危機は危険な男を生み。。そして

指し初め式の温度差

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昨日書かせていただいた記事の続きになりますが
タイトルホルダーが全員顔を揃えた「指し初め式」で
三浦弘行九段を証拠もなしに告発した渡辺明竜王ではなく
羽生善治三冠が式の後、今回の事件についてふれ

一日も早く三浦さんが復帰して、将棋界がいつも通りに戻ることを願っています

との
他人事のようなコメントがスポーツ報知に掲載されました。

ご自身も渡辺竜王が主催した極秘会合に出席した上で
不正を疑う立場を表明したにも関わらず、三浦九段への謝罪も
思いやる言葉の一つも無いことに、強い憤りを感じました。

が、羽生三冠個人への憤りというよりも
事件発生から年末の会見まで、一貫して発信され続けている
「我々が守るべきは三浦九段ではなく、渡辺竜王である」という
将棋連盟の固い意志がより鮮明になったことへの憤りの方が強く
事件の根と闇の深さに恐ろしささえ感じます。

渡辺明竜王、佐藤天彦名人、久保利明九段、そして羽生善治三冠と
名だたる棋士に「証拠はないけど疑っています」と堂々と公表された
挙句に、冤罪と決まった今になっても謝罪の一つもない中で三浦九段が
きれいさっぱり水に流して将棋に打ち込めるわけがありません。

しかも、三浦九段はテレビのワイドショーで大々的に取り上げられ
全く関係のない黒沢怜生五段との対局で席を外す姿を何度も何度も
それがあたかも異常な行動であるかのように執拗に報道されるなど
連日に渡り世間の笑い者、晒し者にされました。

ネットは所詮、テレビのニュースや新聞記事の後追いで
皆で同じソースを回しあったり、集めたりしているだけの話。
逆に言うと、テレビで扱われることで担保される信憑性と
ダメージはもう、想像を絶する巨大さであったはず。。

なので
思い込みだけで言いがかりをつけた渡辺竜王と久保利明九段
渡辺竜王が開催した極秘会合に参加し、週刊文春の記事の中で
「不正有り」を印象付けた谷川浩司会長、島朗理事、羽生三冠
佐藤天彦名人、佐藤康光九段、千田翔太六段が一列に並んで
テレビカメラの前で「三浦九段、申し訳ありませんでした」と
頭を下げるのが当然の筋に思います。

そして、その模様が何度も何度も執拗に繰り返し
ワイドショーで流され、コメンテーター役のタレントに呆れ顔で
「この人達、頭だいじょうぶですか?」と言われてはじめて
三浦九段の苦しみに触れ、せめてもの贖罪となるはず。

しかし、将棋連盟は年末の会見でテレビカメラの入室を拒否。
「不正の証拠がないのは認めるが、出場停止処分はやむをえなかった」
「竜王戦は立派に成立した」「疑った棋士の処分は考える余裕がない」
と、全く悪びれることなく堂々とコメント。

連盟に歩調を合わせるように
渡辺竜王をはじめとした告発者側はダンマリを決め込み
謝罪はおろか、反省の色一つもみせません。

こうなると
三浦九段は司法に訴えて、徹底的に戦うより道はありませんが
その選択はむしろ、将棋連盟の望むところでもあるはず。

テレビカメラの前で羽生三冠、渡辺竜王に頭を下げさせるより
裁判でキッチリと負けて言われるがままの慰謝料と謝罪広告を出し
手打ちにするほうがよっぽどましと考えているはずと予想するのは
多くの将棋ファンにとっても自然で容易な展開でもあります。

なぜなら、この手法はほんの2年前に
伊藤英紀氏に端から勝てもしないケンカをふっかけ
裁判でキッチリ負けた流れとほとんど同じであるから。

谷川会長率いる将棋連盟では、これが打てる手の限界。

これはこれで仕方ありませんが
全面勝訴となっても将棋界に居場所はなさそうな
三浦九段の今後が本当に心配であり、気の毒に思います。

そしてもう一つ気になるのは、渡辺竜王の存在。
個人的な予感ですが、今回の件で全くお咎め無しならば
またいつの日か人を代え、形を変えて同じような“事件”を
渡辺竜王は起こすのではないか。。

危険な男を野放しにして
打ち止めへのシナリオが動き始めていいものか。。

いや、いいはずがありません。

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