明日より、第29期竜王戦7番勝負/第4局開幕。。

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初防衛を目指す渡辺明竜王に
丸山忠久九段が挑戦する、第29期竜王戦7番勝負。

ここまで3局を消化し、丸山九段が2勝1敗でリード。
シリーズも折り返しとなる正念場の第4局が、明日より
鹿児島県指宿市「指宿白水館」にて開幕の時を迎えます。。

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渡辺竜王の今期ここまでの成績は
23戦13勝10敗(.565)。順位戦はA級で2勝3敗。

三浦弘行九段の「将棋ソフト不正使用疑惑」の告発者で
竜王戦の挑戦者交代という前代未聞の裁定に至る引き金をひいた
渡辺竜王は竜王戦開幕以降、不安定な乱高下を続けます。。

開幕戦こそ完勝で飾ったものの
第2局、第3局を逆に完敗で落とし、番勝負でリードを許すと
11月に立て続けに行なわれた羽生善治三冠との頂上決戦で連敗。

特に、ともに王将戦挑戦者決定リーグ戦を舞台とした
11日(金)の深浦康市九段戦、14日(月)の豊島将之七段戦を
連勝でものにし、満を持して迎えた17日(木)のA級順位戦/5回戦
羽生三冠との再戦で喫した黒星は痛恨の極み。。

この黒星で、悲願の名人挑戦権獲得は苦しくなり
竜王戦の前哨戦としても気勢をそがれる結果となりました。

このところの敗戦では終盤で精彩を欠く対局が多くみられ
見切りの良さと豪腕で鳴らす渡辺竜王らしさが影をひそめるのも
大いに気になるところ。。

落とすとカドに立たされる明日からの第4局は
今シリーズのゆくえを占う正念場となりました。。

対します、丸山九段の今期ここまでの成績は
26戦13勝13敗(.500)。順位戦はB級1組で2勝5敗。

丸山九段の今期成績一覧

順位戦で出遅れるなど、今期は本調子とは言えませんが
こと竜王戦に限れば、追い風を受けるのは明らかに丸山九段。

三浦九段の「疑惑の棋譜」として公表されている4局のうち
実に2局を含む竜王戦決勝三番勝負を戦った張本人であるにも関わらず
「三浦九段との対局で不審に思うことはなかった」と騒動の渦中に公言。

トップ棋士として唯一、三浦九段を擁護する姿勢を表明したことで
証拠も根拠もなく竜王戦挑戦権を剥奪された三浦九段も無念を晴らすべく
告発者の渡辺竜王と対峙する無頼な侍として一気に注目を高めたばかりか
最初は大方が懐疑的だったファンの声が、日に日に三浦九段擁護傾くと
当然ながらその声は、丸山九段を後押しする声援へと変わりました。

開幕戦、第2局では「疑惑の棋譜」を再現し
勝勢となった第2局の終盤戦では離席を繰り返すなど盤外でも
若き王者に揺さぶりをかける、老獪さとしたたかさをみせつける丸山九段。
羽生世代が誇る「4人の名人」のひとりであるその実力と一流の勝負術で
孤高の天才は虎視眈々と竜王奪取を狙います。

竜王戦/第4局の棋譜中継はこちら

気になる両者の対戦成績は
ここまで27戦して、渡辺竜王が16勝11敗とリード。
第4局の先手も渡辺竜王となります。

本局を落とすとカドの上に後手番で第5局を迎えることとなり
渡辺竜王にとって第4局は何が何でも負けるわけにはいかない一戦。
戦型は「一手損角変わり」が有力ですが、動くなら渡辺竜王か。。

対立概念に両者の思惑が絡まり
空前の盛り上がりをみせる今期の竜王戦。

丸山九段が勢いそのままにシリーズの流れを決定付けるのか。。
あるいは、渡辺竜王が底力をみせ、タイスコアに戻すのか。。
双方ともに踏ん張りどころの第4局は必見であります。

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