低迷か、晩成か。。秀英は煮えきらず

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歴史的名人交代劇から一夜が明けた将棋界では
7月に開幕を迎える第57期王位戦の挑戦者決定戦
「木村一基八段-豊島将之七段」が行われました。

【速報版】第57期王位戦/挑戦者決定戦「木村八段が挑戦者に名乗り」

【 投了図・93手目▲6七角 】

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結果は、上図93手までで先手・木村八段が快勝。
見事、タイトル挑戦権を獲得しました。

本局の前日に同世代のライバル・佐藤天彦新名人誕生。
明後日3日(金)には次世代のオンリーワン・永瀬拓矢六段が
初のタイトル挑戦となる、第87期棋聖戦についに登場。

28歳の新名人、23歳の棋聖戦挑戦者。。
その狭間で、26歳の秀英・豊島七段の挑戦権獲得にも
大きな期待が集まりましたが、完敗に終わり泡と消えました。

今シーズンはここまで開幕無傷の8連勝中でしたが
本日の敗戦はその快進撃をも帳消しにする大きな黒星に。。

将棋界史上初の平成生まれのプロ棋士となって以来
誰よりも早く、大きな期待と注目を浴び続ける豊島七段ですが
いまだタイトル獲得、順位戦A級到達を達成できず。

ライバル達の大躍進の前に、その存在は影を薄くし
豊島ファンの焦燥は募るばかりであります。。

個人的なイメージでいうと
若い頃の羽生名人と才能の質が最も重なるのが永瀬六段。
佐藤名人は棋風的にもやはり、渡辺明竜王が重なります。

では豊島七段は誰か。。

デビュー当初は光速流・谷川浩司九段と重ねるむきもありましたが
熱心な研究と丁寧な指し回し、どうしてもタイトルに手の届かない
ここ数年の戦跡をみるにつけ、森内俊之九段の姿が重なります。

森内九段も10代の頃より
その才能を高く評価され将来を嘱望されてきましたが
羽生三冠を筆頭に同世代のライバル「羽生世代」の棋士達が続々と
タイトルを獲得する中、どうしてもタイトルには手が届きませんでした。

森内九段が無冠の帝王を返上し
悲願の初タイトルとなった名人を獲得したのは31歳の時。
そこからの活躍はご存知の通り、まさに大器晩成の典型に思います。

豊島七段も森内九段のような道のりを歩むのではないか。。
いや、歩んで欲しいと個人的には願っています。

30代半ば頃から脂が乗って指し盛りを迎えるといわれる
プロの世界においては、勝負はまだまだこれからのはず。。

「その時」が来るまで
焦らずコツコツと精進を重ねて欲しい。。頑張れ!豊島七段!

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