運気のコントラスト

【速報版】名人戦/第3局「最後は圧倒。。佐藤八段、後手番で完勝」

【 投了図・76手目△7三桂 】

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本日、決着をみました
注目の第74期名人戦7番勝負/第3局は
上図76手までで、後手・佐藤八段が勝利。

第2局に続く連勝を見事飾り
番勝負を2勝1敗としリードを奪いました。

一方、前夜祭から顔色が冴えず
コンディションが心配された羽生名人は終始手が伸びず
先手番を完敗で落とし、シリーズ後半に不安が募る結果に。。

戦型は同じ手番で行われた開幕戦と同じく「横歩取り」。
羽生名人は32手目に7筋の歩を取り込む大胆な手を披露するも
後が続かず、最後まで苦しい展開を強いられました。。

【 羽生名人の封じ手・35手目▲5八玉 】

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「封じ手」の▲5八玉はいかにもらしくない一着。。
形勢悪しと感じている時の羽生名人は強い踏み込みか歩の利かせで
何とか紛れを見い出し、あわよくば局面の打開を目指す場合が多いですが
本局の▲5八玉はそのダイナミズムに欠け、あらゆる意味での「遅さ」を
盤上に発信したように感じます。

それでもさすがの指し回しで終盤は追い上げたかに思われましたが
しかし、終わってみればすでに佐藤八段の腰が入っていたというのか
上手回しを引かれていたというのか。。

夕食休憩明けから、一気に詰ませに出た佐藤八段は
その一手一手に十分時間を費やし、万に一つもつけ入る隙を許さないと
十二分に読みを入れ、念を込めて先手玉を討ち取ります。。

その姿はまさに天彦将棋の本質を現すもので
今後への期待がますます膨らむ、価値ある勝利となりました。

運気を感じさせなかった羽生名人と
運気を自らの実力で引き寄せた佐藤八段。。
シリーズ深まる名人戦は今、風雲急を告げます。。

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