乗らない時に伸びるもの。。羽生名人の封じ手は?!

第74期名人戦/第3局・一日目「横歩取りは心理戦。。封じ手は羽生名人」

【 封じ手・34手目△5四飛 】

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本日、鹿児島県にて行われました
大注目の第74期名人戦7番勝負/第3局・一日目は
上図34手目の局面まで進行し、羽生名人が次の手を封じて
指し掛けとなりました。

戦型は「横歩取り」。
同じ手番で同じ戦型となった開幕戦から23手目(▲6八玉)に
羽生名人が手を変えると、互いに大長考し難解な模様へと進行。

さて、羽生名人の封じ手は何か。。

佐藤八段が2時間9分も費やして5筋に振った飛車先を
羽生名人がここは一先ず受けるとするなら、▲5八金が一目。

しかし、この手は事前に自陣右側に築いた「美濃囲い」を
自ら崩すこととなり、余程の成算がなければ指し難そう。。

また、手損覚悟で▲5八玉と構え直す場合もありますが
本局ここまでの進行では、それはなさそうでしょうか。。

しからば、受けには回らずこちらも大駒を活用する
▲3三角成や▲8六飛車はどうでしょう。

個人的には▲3三角成は指してみたい手。
角交換で手番で握って、すかさず▲8二角打とし
逆に後手陣の「美濃囲い」を崩してどうか。。

考えてみると、手が狭いと見られている先手も
いろいろと絞り出せそうな局面に思えてきますが
本局の流れからして、封じ手の本命はズバリ▲7四歩。
プロ棋士の「封じ手予想」でも一番人気の様です。

狙いも明快で
後手に「横歩取り」の主役である桂馬の跳躍を許さない。
△同飛で払えば、▲3三角成~△同桂~▲5六角が有効。

羽生名人が主宰する研究会の主力メンバー
木村一基八段も▲7四歩を封じ手に予想しました。

前夜祭の画像を拝見する限り
羽生名人は乗っている感じがしないといいますか
あまりコンディションが良いようには思えません。。

しかし、羽生名人の場合はだからこそ
力が抜けてより手が伸びたりするので、封じ手予想も面白し。

まだ形勢も互角、最も自然な手を指すような気がするので
本局の「封じ手予想」には▲7四歩で応募することにします。。

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