【 投了図・188手目△3三角打 】
本日、決着をみました
第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負/第2局は
上図188手までで、後手・菅井七段が勝利。
やや振り飛車良さ気で迎えた夕食休憩明けからの終盤戦。
永瀬七段は粘りの利いた指し回しで攻守に決め手を与えず
第1局同様に長手数の応酬が延々と繰り広げられましたが
しかし、菅井七段は盤上に何度も漂いかけた怪しい気配に
飲まれることなく、最後は二枚の角で永瀬玉を仕留め上げ
稀にみる死闘に終止符を打ち、見事カド番を凌ぎました。。
この結果
番勝負はともに後手番が勝利をおさめ1勝1敗のイーブン。
居飛車、振り飛車の未来を担う、26歳の秀英同士の決戦は
ともに譲らず、挑戦権のゆくえは最終戦へともつれ込みます。。