【 投了図・９９手目▲２四金 】
本日、九州は鹿児島にて行なわれました
第１期ヒューリック杯清麗戦５番勝負/第２局は
上図９９手までで、先手・里見女流五冠が勝利。
【 下図は１９手目▲２ニ角成 】
戦型は「相振り飛車」
里見女流五冠が先手で得意の「中飛車」を投入すれば
甲斐女流五冠は角道を開けたまま「三間飛車」に構えました。
【 下図は７３手目▲８三角成 】
囲いを決める前に里見女流五冠が角交換を敢行すると
その流れで両者は飛車を振り直し「相向い飛車」に。。
中盤の揉み合いから、先に手持ちの角を盤上に投入し
形を決めた里見女流五冠が、上図でズバリと角切りを敢行。。
確信に満ちた強い踏み込みで終盤戦の幕を開きます。。
【 投了図・９９手目▲２四金 】
そのまま８筋を制圧した里見女流五冠が一気の寄せに入ると
甲斐女流五段は為す術なく、上図で無念の投了を告げました。
終局時刻は午後５時２９分。
開幕戦に続く見事な完勝を飾った里見女流五冠は
颯爽と、史上初の女流六冠達成へ王手をかけました。。
