竹俣女流、来年卒業に寄せて

竹俣紅、来年プロ女流棋士卒業「見守っていきたい」

女流棋士でタレントの竹俣紅(たけまた・べに=20)が来年3月31日をもって公益社団法人日本将棋連盟を退会、プロ女流棋士を卒業することが10日、分かった。

竹俣は「大学に入って、世の中にあるさまざまな価値観に触れたことで、そうではない生き方をしてみたいと思うようになり、将来は別の職業に就きたいと考えるようになりました。学生である今は、学業を中心に、いろいろなお仕事を経験させていただくことで新しい職を見つけられたらと思っております。これからは、外から将棋界を見守っていきたいと思います。今までも、これからも、ずっと将棋が大好きですので、それが何か役に立つ日が来たらうれしいです」とコメントしている。

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永世名人・森内俊之九段を師匠として
デビュー以来、ずっと一目置かれる存在だった竹俣女流初段。
個人的にも「羽生世代」を越える将棋界のアイコンに成り得る
唯一の可能性を秘めた、特別な個性に注目していました。

しかし、早稲田大学政経学部にご進学後の流れからして
今回の卒業は最も自然で、必然の決断に感じられます。

当然、将棋界に留まって欲しい気持ちがある反面
竹俣女流の才能を将棋界が持て余し、活かしているとも思えず
学問であっても芸能であってもご自身が納得する道を追求して
ぜひ、大輪の花を咲かせていただきたいと心より願うと同時に
外の世界から将棋界を見守っていただければ幸いであります。

皆様へ(竹俣紅オフィシャルブログ)

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