因縁の番勝負は幻に。。第43期棋王戦・敗者復活戦/決勝「三浦九段、無念の敗退」

第42期棋王戦中継サイト
第43期挑戦者決定トーナメント表

【 投了図・74手目△3九飛 】

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本日、東京・将棋会館にて行われました
第43期棋王戦・敗者復活戦/決勝「三浦弘行九段-黒沢怜生五段」は
千日手・指し直しの末、上図74手までで後手・黒沢五段が勝利。

【 下図は11手目▲5三角 】

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手番を入れ替えて行なわれる指し直し局で先手を得た
三浦九段は初手▲2六歩~▲2五歩~と飛車先を決めて
後手の角を3三の地点に呼ぶと、すかさず角交換を敢行。。
手にした角を即座に敵陣5筋へ打ち込み、気合も満点に
序盤から迫力ある仕掛けを展開します。

が、しかし。。

【 投了図・74手目△3九飛 】

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黒沢五段は落ち着いた対応で局面を収めると
飛車を「中飛車」に構え、玉を「美濃囲い」にしっかり囲い
自陣の駒を組み上げて三浦九段の攻撃を受けて立ちます。。

均衡を保ったまま終盤戦を迎えますが
上図で黒沢五段が先手陣に飛車を打ち込んだ局面で
三浦九段は突然にして無念の投了を告げました。

まだやれそうにも見えますが
△5七歩成の激痛の一打が控えており、形成は後手優勢。
いわゆるプロ的な大差で投了も止む無しだったでしょうか。。

昨年の秋、渡辺明竜王(当時)の独占告白に端を発した
「将棋ソフト冤罪事件」により竜王戦挑戦権を剥奪された
三浦九段に何としても渡辺棋王との番勝負を実現して欲しいと
多くの将棋ファンが願い、なにより三浦九段自身が燃えて挑んだ
棋王戦挑戦権獲得の夢は、残念ながらここで終戦となりました。

1回戦の佐藤天彦名人戦に続き、実績のある強豪を下した
黒沢五段が敗者復活戦を見事に制し、決勝二番勝負進出決定。
本戦優勝者・永瀬拓矢七段と、挑戦権を懸けて激突します。。

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