【 投了図・85手目▲7ニ銀 】
昨秋、実に62年ぶりに最年少記録を更新
若干14歳2ヶ月にしてプロ棋士となった神童
注目の藤井聡太四段が本日、2戦目の公式戦に臨み
上図85手までで、圧勝。。
本日の対局の舞台は第43期棋王戦・予選/2回戦。
対戦相手は居飛車党のファンター・豊川孝弘七段。
藤井四段は先手で、「角換わり」を指向しました。
【 下図は33手目▲4四角 】
後手からの手損のない角交換が成立後
積極的に駒を前に出す藤井四段は上図の局面で
自ら二度目の角交換を敢行し、そのまま開戦へ。。
【 下図は73手目▲5三桂 】
終盤は藤井四段が攻守ともに後手を圧倒。
面白いように手が伸び、豊川七段を翻弄します。。
【 投了図・85手目▲7ニ銀 】
上図の局面で、豊川七段は投了。
藤井四段は序盤・中盤・終盤とつけ入る隙を与えず
うるさいベテランを完封、圧巻の白星を飾りました。
昨年のクリスマスイブに
それまでの最年少記録保持者で現役最年長棋士でもある
「神武以来の天才」加藤一二三九段とデビュー戦を戦い
見事勝利をおさめたのに続く連勝は、噂に違わぬ実力と
無限の可能性を全国の将棋ファンに知らしめます。