【 投了図・80手目△5七桂不成 】
昨日ご紹介させていただきました
本日、関西将棋会館にて行なわれた注目カード
「中田功七段-藤井聡太四段」は、上図80手までで
後手・藤井四段が勝利。
【 下図は28手目△3ニ金 】
振り駒の結果
先手となった中田七段はもちろん飛車に手をかけ
必殺の十八番「コーヤン流三間飛車」を投入。
対します、藤井四段は居飛車で迎え撃ち
スペシャリスト相手に「穴熊」へ玉をおさめます。。
【 下図は47手目▲1三歩 】
後手番ながらも好戦的に駒を前に出す藤井四段に対して
中田七段も負けじと得意の端攻めから仕掛けを開始しますが。。
【 下図は70手目△6五桂 】
藤井四段は動じることなく、あっさりと
飛車先突破に成功すると、二枚の桂馬を宙に並べて
切れ味鋭く寄せの態勢を整えました。。
【 投了図・80手目△5七桂不成 】
終盤戦は一方的な大差となり
上図の局面で中田七段は為す術なく、無念の投了。。
必勝を期すも打倒・藤井四段は叶いませんでした。
一方、現代将棋界が誇る「三間飛車」の名手を完封した
藤井四段は見事な勝利で気持ちよく新年初白星を飾りました。