第30期竜王戦中継サイト
第31期ランキング戦5組トーナメント表
明日の将棋界には神童・藤井聡太四段が登場。
第31期竜王戦ランキング戦5組の1回戦を舞台に
2018年初白星を目指します。。
<第31期竜王戦ランキング戦5組/1回戦>
中田功七段-藤井聡太四段
対しますは、“コーヤン流”中田功七段。
プロからも極めて高い評価を得る三間飛車のスペシャリストが
ベテラン棋士初の打倒・藤井四段を懸けて対局に臨みます。
佐藤天彦名人の師匠としても有名な
中田七段は現在50歳。福岡県福岡市のご出身で
大山康晴永世名人門下。
今期ここまでの成績は20戦9勝11敗(.450)。
順位戦はC級2組で3勝4敗。
角位置を止めた三間飛車を十八番に据えて
「居飛車穴熊」を端から崩す名人芸はプロを唸らせ
全国の将棋ファンを魅了します。
一方、新年最初の対局で同期の大橋貴洸四段に敗れた
藤井四段にとっても新年早々の連敗は絶対に避けたく
中田七段戦は必勝を期す大事な一戦に。
藤井四段の今期ここまでの成績は
56戦45勝11敗(.804)。順位戦はC級2組で7戦全勝。
対局数、勝利数、連勝の各部門で全棋士中ブッチギリのトップに立ち
勝率は永瀬拓矢七段に続き2位につけます。
生粋の居飛車党で最先端の戦型を駆使する
藤井四段が鍛えの入った振り飛車の曲者を相手に
果たしてどのような将棋を披露してくれのか
実に興味深く、楽しみであります。
両者は昨年7月に順位戦で初手合い。
その時は先手の藤井四段が「コーヤン流三間飛車」を打ち破り
見事勝利を飾っており、中田七段にとってはリベンジを果たすべく
願ってもない再戦となりました。
戦型選択からして楽しみであり
何かが起こりそうな予感もそこはかとなく漂う好カードは
必見の価値有り。ぜひ、お見逃しなく。