同じく名古屋へ。。第32期竜王戦2組/1回戦「澤田六段快勝で一番長い日へ」

明日はいよいよ「将棋界の一番長い日」
第77期A級順位戦の最終戦/9回戦・一斉対局が行われ
決戦の舞台となります、静岡県静岡市の「浮月桜」をはじめ
東京、大阪、名古屋、福岡にて盛大に解説会が開かれます。

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このうち
名古屋会場に登場予定の木村一基九段と澤田真吾六段は
前日の本日、東京・将棋会館にて自身の公式戦に臨みました。

明日は名古屋へ。。「木村九段-阿部七段は電撃決着」

柔らかブログでもご紹介させていただきました通り
木村九段は阿部健治郎七段と棋聖戦の二次予選/決勝を戦い
69手の短手数で、夕方には決着がつく会心の勝利を飾り
時間に余裕を持って気持ちよく、いざ名古屋へ。。

一方、長考派として知られる
強豪・郷田真隆九段との竜王戦2組/1回戦に挑んだ
自身も長考派の澤田六段は。。

【 投了図・98手目△6四桂 】

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午後9時45分と遅めの決着ながらも
上図の局面までで、後手番で見事勝利を飾りました。

【 下図は40手目△6五同桂 】

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初手▲7六歩~△8四歩~▲6八銀の出だしから
拘りの「矢倉」を目指した郷田九段に対して、澤田六段は
現代版の「雁木」に駒を組むと、先手が「矢倉囲い」を完成させた
次の瞬間、6筋から機敏に仕掛け攻防の主導権を握ります。。

【 投了図・98手目△6四桂 】

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そのまま一気に攻勢を強めた澤田六段が「郷田矢倉」を粉砕。。
木村九段同様に会心の勝利を飾り、気持ちよく名古屋へ向います。。

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