第39回将棋日本シリーズ公式HP
JT杯プロ公式戦日程&対戦表
【 投了図・73手目▲5ニ金 】
本日、大阪にて行なわれました
第39回JT杯将棋日本シリーズ/準決勝
注目の「丸山忠久九段-菅井竜也七段」は
上図73手までで、先手・菅井王位が勝利。
【 下図は51手目▲2五同桂 】
得意の「中飛車」に構えた菅井七段に対して
生粋の居飛車党・丸山九段も飛車を振り、「向かい飛車」を投入。
戦型は意表の「相振り飛車」となりました。
中盤までは互角の展開に思われましたが
菅井七段が丸山九段の緩手を見逃さず(48手目△5四歩)
飛車先から機敏に攻勢に転じると、丸山九段は終局後に
上図の桂馬の跳躍で「シビれた」とコメント。。
【 投了図・73手目▲5ニ金 】
終盤の攻め合いを危なげなく制した菅井七段が
ホームで見事な勝利を飾り、決勝戦進出を決めました。
菅井七段と言えば
18日(木)に行なわれたB級1組順位戦/7回戦・対橋本祟載八段戦で
歩を飛び越えて角を迫り出し、反則負けを喫する失態を演じたばかりですが
好奇も含んだ大きな注目集まる直後の公式戦でさすがの実力を示した格好に。
この結果、今期のJT杯決勝は
先に決勝戦進出を決めた渡辺明棋王と菅井七段の顔合わせに決定。
両者は11月18日(日)に幕張メッセにて、優勝を懸け激突します。