風は先手に。。

竜王戦/第5局・一日目「大一番も積極的に。。羽生棋聖が封じ手」

【 一日目終了図・46手目△1五歩 】

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本日、鹿児島県にて行なわれました世紀の大一番
第30期竜王戦7番勝負/第5局の一日目は、上図46手目の局面で
羽生棋聖が次の手を封じて、明日の二日目へ指し掛けとなりました。。

竜王戦/第5局の棋譜中継はこちら

【 下図は37手目▲4五銀 】

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戦型は「角換わり相腰掛銀」
渡辺竜王が5筋に銀を腰掛けた(36手目△5四銀)
次の瞬間、羽生棋聖が今シリーズの流れそのままに
積極的に銀をぶつけてすぐに仕掛けを開始しました。

【 一日目終了図・46手目△1五歩 】

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渡辺竜王が銀交換を拒否すると
羽生棋聖は2筋の戦場に桂馬を跳躍させてから
1筋の歩を突き合わせ、グイグイと攻めを加速します。

一方、渡辺竜王の反撃は敵陣への角の打ちこみから。
4筋に馬を作ってから、1筋に手を戻し歩を取り込んだ
上図の局面で、羽生棋聖が次の手を封じて一日目が終了。
明日の二日目へ指し掛けとなりました。

さて、羽生棋聖の封じ手は何か。。

ズバリ本命は▲4六飛。
飛車切りの強襲で角を捕獲し、以下△同銀に
▲3四銀で駒が綺麗に捌けて先手良しでしょうか。。

先手はここまで行けば
▲4五角や▲1ニ歩、▲8八玉と有力な手が目白押しで
戦略と読みと気迫と集中力を常に高いレベルで融合させる
今シリーズの羽生棋聖が仕留め損なう姿は想像出来ません。

対照的に、今シリーズは中・終盤で全く手が伸びない
渡辺竜王は本局も羽生棋聖に先手を取られる苦しい展開で
明日の二日目を迎えることとなるのか。。

先手が「封じ手」で▲8八玉を急いでくれればまだしも
飛車に突進されると△同銀で応じざるを得ずみすみす手番を
手放すこととなり、飛車を捕獲できても悩ましさが募ります。。

明日は決着の二日目。
風は今、羽生棋聖を後押ししているように感じられる中で
世紀の大一番はクライマックスへと向かいます。。

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