いわくの頂上決戦。。竜王に思うこと

【速報版】「羽生ニ冠、挑戦権獲得!」
竜王戦決勝三番勝負/第3局「大一番を振り返ろう」

昨日、フルセットの末に決着をみた
第30期竜王戦挑戦者決定三番勝負/第3局を
羽生善治二冠が見事制し、7年ぶりの竜王挑戦が決定。
久しぶりに宿敵・渡辺明竜王との番勝負が実現します。。

一年前の第29期竜王戦は開幕直前に
渡辺竜王の告発と週刊文春への独占告白によって
挑戦者だった三浦弘行九段の挑戦権が剥奪されるという
前代未聞の大事件が勃発。将棋界を騒然とさせました。

「三浦九段、将棋ソフト不正疑惑を読む」
告発の果てに

すでに三浦弘行九段に対する冤罪が確定、和解も成立しており
この件を語るべき言葉はありませんが、当事者である渡辺竜王には
防衛戦を前にあらためて事件を猛省した上で、素晴らしい番勝負を
ぜひ、披露して欲しいと願っています。

しかし、世代交代の波がはっきりと高い現在の将棋界ですが
50代突入も間近に迫る「羽生世代」はともかくとして、現在まだ33歳
年齢的にはむしろこれから全盛期を迎えてもおかしくない渡辺竜王までもが
若手精鋭陣に押されて、存在感が薄れているのはどうしたことか。。

かつては研究将棋の申し子として
竜王戦を舞台に「羽生世代」が誇る「4人の名人」
羽生ニ冠、森内俊之九段、佐藤康光九段、丸山忠久九段を
それぞれ2度ずつ退け初代永世竜王を獲得し9連覇の達成。
羽生ニ冠の後継者としての地位を不動のものとした渡辺竜王。

しかし、今年に入り佐藤天彦名人と菅井竜也王位を相手に
ともに勝ち星なしの2連敗中という数字が象徴するように
このところは逆に、若手の研究に押されている印象も。。

なかなか思うように白星を量産できない苛立ちと
最先端の研究将棋で一歩先を行かれる現状への焦りが
冤罪事件を引き起こす一つの要因だったようにも感じられ
「羽生世代」の次の世代のひとり横綱・渡辺竜王の今後は
大いに気になるところであります。。

それだけに
かつて将棋史に残る名勝負、死闘を幾度も演じてきた
羽生ニ冠との番勝負がこのタイミングで実現したのは
渡辺竜王にとっても望むところであったかも。。

ならば思う存分、その豪腕を振り回し
熱き番勝負でその実力と存在をアピールして欲しいところ。
今年の「冬の本場所」竜王戦は本当に楽しみであります。

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