【 投了図・108手目△2五桂 】
今期より将棋界8つ目のタイトル戦となった第3期叡王戦。
その四段戦予選に本日、23連勝中の神童・藤井聡太四段が登場。
まずは午前中に行なわれた2回戦で梶浦宏考四段と対戦し
後手番で勝利をおさめると、午後7時より行なわれた3回戦では
3日前にも対戦したばかりの都成竜馬四段との再戦に臨み
上図108手までで文句なしの完勝を飾り、見事連勝。。
4日の間に5つの白星を積み重ね
デビュー以来の連勝を「25」まで伸ばしました。
一日3局を戦った
水曜日(7日)のYAMADAチャレンジでは強引な踏み込みで
かなり際どい場面もありましたが、本日の2局はいずれも余力を感じさせ
まだまだ破竹の勢いが続きそうな余韻を残した藤井四段。。
次なる対戦の舞台はいよいよスタートする初めての順位戦。
来週の木曜日(15日)にC級2組/1回戦を瀬川晶司五段と対戦。
さらに、その2日後には第11回朝日オープンの一次予選/1回戦を
元・奨励会員で現役東大生でもある藤岡隼太アマと戦う藤井四段。
そして21日には第67期王将戦の一次予選/4回戦で
前回、将棋史に残る死闘の末に大逆転勝利をおさめた澤田真吾六段との
注目の再戦が予定されており、連勝記録ともども藤井四段の対局から
ますます目が離せません。。