続・羽生世代の夏を占う

7月後半の注目は「羽生世代」対決

今朝のエントリーでは今月後半に予定される
「羽生世代BIG3」の直接対決をご紹介させて頂きました。
しかし、三者の今期成績合計は33戦11勝22敗(.333)。。
ここまで不振を極めるとは誰が予想できたでしょうか。。

他の「羽生世代」に目を向けると
現役タイトルホルダー・郷田真隆王将も4勝5敗と黒星先行。
A級復帰目指すB級1組順位戦で連敗スタート。。

振り飛車党のカリスマ・藤井猛九段は5勝4敗と勝ち越し。
勝率五割以上を何とかキープします(.556)。

「羽生世代」主要メンバーで最も成績が良いのが丸山九段。
ここまで10戦して6勝4敗(.600)となっています。

羽生世代今期成績一覧はこちら

「羽生世代」に共通して言えるのが
若手棋士に喫する黒星が目に見えて増えていること。。
また、振り飛車党の藤井九段をのぞくトップ棋士同士の対戦では
戦型がほぼ相居飛車で固定される中で、ここにきて研究勝負での
立ち遅れが目立つことがあげられます。。

特に、事前研究だけで勝負が決してしまうことも少なくない
「横歩取り」は若い世代と解釈が微妙に違うのか、皆揃って大苦戦中。。
また「羽生世代」同士の対戦では定番と言ってもよいほど採用率の高い
「矢倉」も現在は急戦がメインとなり、もっちりとしたねじり合いから
より研究将棋の色合いを強めています。。

これまでも台頭する若手の勢いや戦型のイノベーションの前に
飲み込まれそうになった危機は幾度もあった「羽生世代」。

しかし、その度に
逃げることなく真っ向勝負を挑み続け、傷つき苦しみながらも
最後には打ち破り、勝利をおさめてきたのが「羽生世代」の歴史。

今回もその歴史は繰り返されるのか、それとも。。
鍵をにぎるのは秋の王座戦まで続く、羽生三冠のタイトル戦。
フルセットにもつれこんだ棋聖戦を含めた3つの防衛戦を乗り切って
タイトルを死守したあかつきには、今とは違う風景が広がっているはず。

手負いとなり追い詰められてからこそ
野獣のような本能と狂気で強さを発揮するのが羽生三冠。
個人的には、本当の勝負はこれからだと確信しています。。

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