同歩なら、その後。。

竜王戦/第4局・一日目「最先端の矢倉戦、広瀬竜王が封じ手」

【 一日目終了図・50手目△9五歩 】

2019y11m21d_222129600

本日、山梨県にて行なわれました
第32期竜王戦7番勝負の大一番/第4局・一日目は
上図50手目の局面で、広瀬竜王が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けになりました。

竜王戦/第4局の棋譜中継はこちら

戦型は最先端の「矢倉」
後手が攻めの、先手が守りの陣形を整えてから
豊島名人があらためて9筋の端から仕掛けた局面で
果たして封じられた広瀬竜王の「封じ手」は何か。。

一目、自然なのは▲9五同歩。
この手で先手が損をするはずはありませんが、ただ
同歩はもちろん、先を見据える後手の望むところで
問題はその直後の進行であり、展開に。。

歩を垂らすなら△9六歩か△9七歩となりますが
代えて△7五歩と突き出し、△8五桂から捌ければ
後手が良さ気な進行となりそう。。

先手としては攻め込まれる前に切り返したいところで
広瀬竜王の腕のみせどころであるとも言えるのかも。。

明日は決着の二日目。
開始直後からの数手から、まずは目が離せません。。

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