第５９期王位戦/第２局・一日目「互いに堅陣、菅井王位が封じ手」
【 一日目終了図・５１手目▲５六銀 】
本日、兵庫県は神戸市にて行なわれました
注目の第５９期王位戦７番勝負/第２局・一日目は
上図５１手目の局面で、菅井王位が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けに。。
戦型は居飛車の豊島棋聖に対して
菅井王位が「向かい飛車」を投入し「対抗形」に。
急戦だらけの現代の将棋界では珍しく
豊島棋聖は「銀冠穴熊」、菅井王位も「銀冠」の堅陣を完成。
ガッチリと駒を組み上げてから、菅井王位が４筋の歩を合わせ
戦端を開いた局面での、果たして「封じ手」は何か。。
一目、本命である△４七歩成と素直にしても馬が作れる
後手には他にも、争点の５筋を拠点に据える△５一飛や
玉頭から攻める△８五歩など有力な手が目白押し。。
飛車を構える２筋から、玉が構える８筋まで
左右に広く、また攻守ともにバランスよく駒が配置されており
現局面では手番も握った後手が有利の進行に見えますが。。
果たして、豊島棋聖がどのように切り返すのか。。
明日は決着の二日目、開始直後から目が離せません。。
