「プロ棋士vs将棋ソフト」の電王戦シリーズからリニューアル
今期より将棋界8つ目のタイトル戦へと昇華した第3期叡王戦。
7番勝負の開幕戦を高見泰地六段が制して迎える注目の第2局が
明日、福岡県宗像市「宗像大社」にて行なわれます。
高見六段の前期成績は
50戦34勝16敗(.720)。順位戦はC級2組で6勝4敗。
今期はここまで6戦して4勝2敗。
対します、金井恒太六段の前期成績は
30戦15勝15敗(.500)。順位戦はC級1組で6勝4敗。
今期はここまで2戦して1勝1敗。
歴史と伝説に彩られ、最も注目度の高い名人戦と同時期に開催。
しかも名人戦には世間の知名度が桁違いの羽生善治竜王が挑戦中。
一方、新しい歴史の1ページが開かれた叡王戦はともに伏兵同士
タイトル戦線ではほぼ無名の金井六段と高見六段の顔合わせとなり
開幕前は率直に言って、地味な印象を受けました。
しかし、14日(土)に行なわれた開幕戦は
両者の気持ちと気迫、そして責任感が強く伝わる名勝負に。
また、対局を中継したニコニコ動画や各イベントからは関係者の
新しいタイトル戦を盛り上げようという一体感に溢れました。
立つべくして、この舞台に立ち
争うべくしてタイトルを争う両者の戦いに、刮目あるのみ。
第2局以降も全力投球の熱き勝負が期待されます!
第2局の先手は高見六段。
開幕連勝スタートを決め、シリーズの主導権を掴むのか。
あるいは、金井六段が踏ん張り番勝負を振り出しに戻すのか。。
対局開始は午前10時。
見どころ満載の叡王戦/第2局をぜひ、お見逃しなく!