「空前絶後」の再現なるか。。

本日付の中日新聞朝刊に
将棋界のお隣り、囲碁界のスーパースター
井山裕太六冠の特集記事が掲載されました。

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将棋界と同じく、囲碁界にも7大タイトルが存在しますが
井山六冠はそのうち、棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖を保持。
来週の火曜日(8日)からは、いよいよ全冠制覇へ残る最後のタイトル
十段戦の開幕を控えます。。

「全冠制覇」「七冠独占」は
囲碁界ではこれまでまだ誰も達成したことのない
将棋界でも1996年に、羽生善治名人が唯一達成したのみの
前人未到・空前絶後の大記録。果たして現在26歳の井山六冠が
羽生名人に肩を並べ、囲碁界初の快挙を達成することが出来るのか。。

囲碁ファンでなくてもワクワクする歴史的番勝負の
開幕が待ち遠しいですが、井山六冠の挑戦を受けるのは
何と若干21歳という中部期待の超新星・伊田篤史十段!

伊田十段は三重県鈴鹿市のご出身。
十段が初めて獲得したタイトルで、今回が初防衛戦となります。
どう考えても通常のタイトル戦をはるかに凌ぐ注目が集まる中で
伊田十段にかかる重圧はある意味で、井山六冠を上回るかも。。

羽生名人の七冠達成の相手は、当時隆盛を極めた谷川浩司王将となり
フィーバーをより過熱させましたが、今回は井山六冠よりもさらに若い
新進気鋭のタイトルホルダーに挑戦するという、新鮮かつ複雑な構図で
これもまた面白く、どんな展開をみせてくれるのか楽しみであります。

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