中盤の難所、悩ましく。。

王将戦/第3局・一日目「高まる緊張感。。渡辺王将が封じ手」

【 一日目終了図・62手目△2五歩 】

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本日、栃木県にて行なわれました
注目の第69期王将戦7番勝負/第3局・一日目は
上図62手目の局面で、渡辺王将が次のを封じて
明日の二日目へと指し掛けになりました。

王将戦/第3局の棋譜中継はこちら

戦型は「角換わり相早繰り銀」
互いに仕掛ける姿勢をみせ、積極的に主導権を掴みに行く
非常に見ていて面白く、また緊張感のある攻防の最中で
果たして封じられた渡辺王将の「封じ手」は何か。。

一目の本命は▲2五同飛ですが
この手はもちろん、後手の狙いの一手でもあり
次に桂馬を詰ます△3六歩や△1四角などが見えており
渡辺王将としては、じっくり読みを入れたいところ。。

飛車を引くなら▲2九飛が無難でしょうが
それでも△3六歩は厄介で、▲6六角と切り返しても
まだまだ一局といったところ。。

形勢はまだ互角ながらも、局面は中盤の難所。。
渡辺王将の「封じ手」とそこからの数手の攻防が
実に、楽しみであります。。

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