【 投了図・99手目▲4六桂 】
昨日行なわれました
第45期棋王戦挑戦者決定トーナメント
注目の決勝戦「広瀬章人竜王-本田奎四段」は
上図99手までで、先手・本田四段が勝利。
戦型は「相掛かり」
現在、佳境を迎える竜王戦の真っ只中で
年明けには王将戦挑戦者に名乗りを上げた冬の主役
広瀬竜王を向こうに回し、堂々の指し回しを披露した
22歳の超新星・本田四段が見事本戦優勝を決めました。
昨年の10月1日付でプロ棋士となった
本田四段は神奈川県川崎市のご出身で、宮田利男八段門下。
「奎」と書いて「けい」とお読みします。
今期ここまでの成績は39戦27勝12敗(.692)。
順位戦はC級2組で3勝3敗。
奨励会三段の頃より将棋ソフトを研究のパートナーとし
「理想はコンピューター。目標とする棋士はいません」と断言する
まさに今の時代を象徴するニューカマーの、今後のさらなる飛躍と
活躍から、全く目が離せません。。