第68回NHK杯/2回戦「今泉四段、会心の勝利」

第68回NHK杯将棋トーナメント
決勝トーナメント表

【 投了図・118手目△7三同玉 】

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本日放送されました
日曜午前のお楽しみ第68回NHK杯の2回戦
注目の「深浦康市九段-今泉健司四段」の一戦は
上図118手までで、後手・今泉四段が勝利。

棋譜はこちら

【 下図は42手目△6三金左 】

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戦型は戦前の予想通りに対抗形。
居飛車の深浦九段に対して、今泉四段は「ノーマル四間飛車」を投入。
盤全体を使い、呼吸を合わせて駒組みを進める本格将棋となりました。

深浦九段が振り飛車の天敵「穴熊」を完成させれば
今泉四段は対「居飛車穴熊」でよく見られる「銀冠」を手堅く完成。
両者はジリジリと間合いを計りながら、開戦の時を待ちます。。

【 下図は94手目△4五飛 】

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2筋での角交換を合図に
いざ開戦を迎えると、今泉四段が攻防の主導権を握ります。

先手の飛車を敵陣に押さえ込んだまま
上図で飛車・角交換を敢行し、勝負を決めに行くと。。

【 投了図・118手目△7三同玉 】

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将棋界屈指の豪腕と粘力で鳴らす
A級棋士・深浦九段につけ入る隙を全く与えることなく
完璧な見切りで「穴熊」を攻略した今泉四段が、上図で局面で
深浦九段を投了に追い込み、会心の勝利を飾りました。

1回戦の藤井聡太七段戦に続き、強豪を撃破した
今泉四段は今大会の台風の目となり、堂々の3回戦進出が決定。
次は「久保利明王将-阿久津主税八段」の勝者とベスト8を懸けて対戦。
華やかな舞台で、シビレる戦いが続きます。。

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