本日行われています
第74期C級2組順位戦の最終戦となる11回戦・一斉対局。
このクラスの個人的注目は
奨励の年齢制限(26歳)に到達し退会の危機を瀕するも
指し分け以上で実に4回凌いだ末、28歳にしてついに
四段昇段を果たした、オールドルーキー・宮本広志四段。
そして
若干14歳でプロ棋士となり「神武以来の天才」と謳われた
現役最年長となる御歳76歳となった現在も溢れんばかりの闘志で
将棋と真っ向から向かい合う真の闘将・加藤一二三九段。
宮本四段は8勝1敗の成績で昇格争いのトップに立ち
加藤九段は開幕から白星なしの9連敗中の最下位で
それぞれ本日の最終戦を迎えました。。
その結末は。。
【 投了図・157手目▲9六桂 】
宮本四段は東京・将棋会館にて
土佐浩司八段と対戦し、上図157手までで見事勝利。
C級2組優勝と来期のC級1組昇級を決めました!
宮本四段、おめでとうございます!
【 投了図・144手目△7八角 】
一方、加藤九段も同じく東京・将棋会館にて
矢倉規広七段と対戦し、上図144手までで無念の投了。
今期順位戦初白星を飾ることは叶わず全敗でフィニッシュ。。
天才とオールドルーキー
注目の両者は最後まで明暗を分け、今期の順位戦を終えました。