本日は第74期C級1組順位戦/9回戦「関西の新若大将、登場」
【 下図は89手目▲1八飛 】
本日行われています
第74期C級1組順位戦/9回戦・一斉対局。
続々と終局を迎える中で、本局に昇級が懸かる大一番
「富岡英作八段-斉藤慎太郎六段」は見応え充分の大熱戦となり
上図の局面では先手・富岡八段が優勢にすら感じますが。。
果たして
ここまで順位戦全勝の斎藤六段は凌ぐことができるのか。。
7筋から1筋へ
見るも気持ち良い飛車回りを決めた富岡八段。
もちろん狙いは△2三桂不成からの「詰めろ」ですが
金を二枚手持ちとする、斎藤六段の受け方に注目が集まります。
一目では△1三金と当たりとなっている金を逃がして
先手に次に▲1四歩と打たせる手がみえますが。。
【 下図は92手目△1三桂 】
本譜は以下、△1七歩~▲1六香~上図△1三桂と進行。
しかし、これでも後手玉が狭い場所から脱出するのは相当に困難か。。
勝てば富岡八段の快心譜。。
最終盤戦が実に、楽しみであります。。