第65期王将戦7番勝負/第3局・一日目「思惑の駒組み。。羽生名人が封じ手」
大注目の第65期王将戦7番勝負/第3局の一日目が
栃木県にて行われた本日の将棋界では、第74期順位戦のうち
C級2組の10回戦・一斉対局も行われています。。
【 下図は10手目△4四歩 】
御歳76歳
神武以来の天才と謳われる加藤一二三九段も登場し
関西将棋会館にて脇謙二八段と対戦中。。
加藤九段は後手番で
定跡手順の進行となった「角換わり」を拒否する
趣向の出だしをみせました。
【 下図は50手目△5六銀 】
飛車を中央5筋に合わせた加藤九段は
その飛車先から銀を、気合もろとも果敢に突進。。
いざ、勝負とけしかけますが。。。
加藤九段の今期ここまでの成績は17戦全敗。
すでに降級点1つが点いている順位戦も9戦9敗。。
往年の名棋士が負け続けながら現役を続けることには
当然ながら賛否両論ありますが、加藤先生ご自身が現役に強く拘り
自らの才能への強烈な自負、独特の美学、そして勝利への執念を
今なお燃やし続けている以上、誰もその行く手は阻めません。
個人的には、まずは健康第一で
いつまでも自意識溢れるド迫力の「一二三節」を
将棋界に轟かせてほしいと願っています。。