【 投了図・８６手目△６六金 】
昨日は羽生名人の登場で
大いに盛り上がった第９回朝日杯ですが
本日も東京・将棋会館にて１回戦と２回戦が行われ
村山慈明七段がベスト４進出を決めました。
しかも１回戦で三浦弘行九段、２回戦で丸山忠久九段と
タイトル獲得ならびにＡ級在籍の実績を誇る強豪を連破しての
堂々たる準決勝進出。。
村山七段は現在３１歳。
かつて羽生名人も通った八王子将棋クラブに在籍し
１９歳で「四段、プロデビュー」、新人王を獲得するなど
エリート街道を歩んできました。。
しかし、経歴や実績の華やかさに比べて
大人しいビジュアルの影響もあってか、個性が伝わりにくく
人気の面では今一つ地味な存在であった村山七段。。
このまま年を重ねて中堅どころにおさまるのかとも思われましたが
３回戦で前回優勝者の森内俊之九段に土をつけ準々決勝進出を果たした
ＮＨＫ杯に続き、朝日杯でもベスト４進出と今期は印象的な活躍で
一皮むけたイメージを全国の将棋ファンにアピールします。。
ここまで来たら後一歩、欲を出し
ぜひタイトル獲得して巨大なインパクトを将棋界に与えて欲しい。。
頑張れ！村山七段！
