早いもので明日より11月がスタート。
将棋界では大詰めを迎える王将戦挑戦者決定リーグに
注目の羽生善治九段が登場。
現在、初防衛を目指す竜王戦真っ只中の広瀬章人竜王と
優勝争いに生き残りの懸け、6回戦を戦います。。
□ 王将戦挑戦者決定リーグ対戦表 □
豊島将之名人+A級棋士5名に加え
神童・藤井聡太七段が初参戦を果たした
実力伯仲の豪華なリーグ戦は大混戦模様。。
すでに全勝はおらず
唯一4局消化の藤井七段が3勝1敗の成績で
暫定トップに立ち、後半戦を迎えます。。
羽生九段の今期ここまでの成績は
31戦19勝12敗(.613)。リーグ戦は2勝1敗。
連勝スタートの後、藤井七段に痛恨の初黒星を喫しました。
年明けに控えるタイトル戦のうち
棋王戦の敗退が決まり、王将戦が今シーズに残された
最後のタイトル挑戦の舞台となった羽生九段にとっては
明日の一戦は背水の陣、必勝を期して挑みます。
対します、広瀬竜王の今期ここまでの成績は
16戦11勝5敗(.688)。リーグ戦は同じく2勝1敗。
開幕2連勝の後、三浦弘行九段の前に初黒星を喫する星取りに。
初防衛を目指す竜王戦は開幕連敗スタートと
苦しい船出となりましたが、竜王戦/第2局後の公式戦では
豊島名人の盟友である糸谷哲郎八段、稲葉陽八段を完勝で連破し
あらためてその実力を示すとともに、大いに気勢を上げた優駿は
大きな注目の集まる羽生九段戦も勝利で飾り、今後の巻き返しへ
さらなる勢いとするべく、おのずと気合が入ります。
気になる両者の対戦成績は
ここまで31戦して、羽生九段が19勝12敗とリード。
果たして、急所の一戦で勝利を飾り
藤井七段に同星で並ぶのは羽生九段か、広瀬竜王か。。
トップ棋士の生き残りを懸けた激突は必見であります。