【 投了図・116手目△2ニ玉 】
本日行なわれました
第45期棋王戦挑戦者決定トーナメント/準々決勝
注目の「羽生善治九段-佐々木大地五段」の一戦は
上図116手までで、後手・佐々木五段が勝利。
【下図は85手目▲4三歩成 】
戦型は「相掛かり」
序盤の駒組みから後手番ながらも積極的に動いた
佐々木五段が精度の高い研究将棋で羽生九段を圧倒。。
息つく暇ななく自陣を崩された
羽生九段は居玉のまま、攻め合いに活路を求めますが。。
【 投了図・116手目△2ニ玉 】
大きく後手に傾いた形勢の差は縮まることなく
佐々木五段が先手の猛攻を悠々と凌いだ、上図の局面で
羽生九段は万策尽き果て、無念の投了を告げました。。
見事な完勝を飾った佐々木五段は準決勝進出。
初のタイトル挑戦権獲得へ、また一歩前進しました。
一方、痛恨の完敗を喫した羽生九段は
残念ながらこの瞬間、棋王戦敗退となりました。。